私たちの思い

長年、地域で手話通訳、盲ろう者ガイドなどの活動をしてきたボランティアとして、制度の谷間にある人、もう少し配慮の必要な人などを多く見てきました。

そんな仲間とNPO法人を立ち上げ、どうすれば本当のニーズに添えるかと試行錯誤しています。

介護保険のデイサービスが中心にありますが、自主事業として保険外の対応もします。

どんな障害の方にも対応できるスタッフを揃えたことは夢ゆめハウスの自慢です。

お困りのとき私たちを思い出してください。

目次

設立趣旨書

1 趣旨
地域で長年活動してきたボランティアたちは、制度ではフォローできない人、制度の上にもう少しの手助けがあれば楽になる人、何とか暮らしているが精神的拠りどころの必要な人などが、在宅で苦心しておられるのを見て心を痛めてきた。
それらの方々の拠りどころとなる家を地域に作りたい。有志が集いNPO法人を設立し、介護保険、支援費対応の事業を併せ持つことでの運営を試行したい。
これは、全国的にも増えつつある「小規模多機能」の家の運営に似ているが、高齢者、障害者、子ども等を含む地域のあらゆるニーズに合わせ、特に、聴覚障害者、視覚障害者、それを重複する盲ろう者にも対応できることを特徴とし、少数であるが故に切り捨てられやすいそれらの方々をも、熱意と専門的知識と技能をもって、共に歩む活動を行う。これは全国的にも例を見ないほどの多機能であると自負するので「小規模超多機能」と仮に言う。
またそのため、あらゆる対象に対応できる人材を得ることが必要であり、このことは長年、プロの技術を持ちながらボランティアとして粉骨してきた人たちに、多少とも有償の機会となり得る。しかも障害者自身が有償ボランティアとして居場所を得ることになれば、何よりの本望である。

2 申請に至るまでの経過
昭和53年に笠岡市内で最初に設立されたボランティア団体である「笠岡手話サークル」から発して、地域のニーズに従う活動を重ねてきた中心メンバーたちは、在宅の障害者の高齢化、重度化により、自立生活に困難さを増す様子をまのあたりにし、支援のあり方を模索していた。しかしその支援は、理念と技術において専門性を必要とし、しかも「いつでも対応できる」という活動を目指すためには、余暇活動としてのボランティアだけでは無理ではないかという思いに至った。
そこで賛同する有志が集い、上記の活動を視野に入れての法人設立を決意したものである。

平成16年4月25日
特定非営利活動法人 おかやま多機能サポートネット
設立(代表)者住所又は居所:笠岡市中央町18番地10
氏名:池田美枝子

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